タミヤ新金型のⅢ号戦車L型1号車です。
仕上げ工程、積載物の検討から入って行きます。
車体の方はフィルタリングまで来て下部のウェザリングも進めていましたが、
積載物で滞っていた感じなので、ここで打開して進めて行きます。
自作のラックには既に予備履帯が入っています。
積載物の転落防止の役割をしています。これは後からもう少し鉄錆びなんかを入れておきたいところです。
まずはジェリー缶ですね。ラックの端っこからきれいに積んで行きます。
実はこのあたりが面白いところで、例えば米軍のM4なんかにも色んなものが積まれている写真がありますが、
米兵はまあ、手あたり次第に何でも、どんな形ででも積んでしまいます。
なんとも雑然とした雰囲気です。
これに対してドイツ兵は、きっちり隙間なく積んでいくんですね。
民族性の違いとしか言いようがありませんが、非常に興味深い相違点ですね。
四角いもの、その次には丸いもの、って感じで並べて行くと不自然感の少ない形になっていくかもですが、
四角いものが続きます。砲弾用の木箱です。
「ドイツ兵砲弾搭載セット」というキットから抜粋することにしました。
セットの中から一番小さい木箱を選びましたが、ちょっと大きいですね。
残りのスペースには出来るだけ丸いものを、とは思いますが…。
やはりちょっと大きい木箱です。でもまあ、これで進めてみます。
ジェリー缶、砲弾と戦闘に関わるものを積みましたので、残りのスペースには食料とか寝袋とか、
戦車兵の生活に関わるものを積みたいところです。
でも食料…となると、また木箱かな?
食料用木箱をプラ板で自作しました。
ドイツ語で「食料」という単語を調べて側面に書き込みたいですね。
全く四角いものばかりになって来たんですが、ここで思いついたものがあります。
「Ⅲ号突撃砲G型フィンランド軍」から見本を取って来ましょう。
そう、これですね。
泥濘脱出用に多くの戦車にはこのような丸太棒が積まれていました。
東部戦線の草原をイメージしてはいますが、泥濘とは無縁とも思えませんので、
丸太棒を自作して積みたいと思います。
ランナーを使って芯を作りました。2本作ります。
エポパテで作りますが、さてうまくいくかどうか?
楽しい場面になって来ました。